ADHD 子供 接し方

ADHDの子供への正しい接し方を調べてみました!

ADHDの子供に対する対応はどうしたらよいのでしょうか?
それにはまずADHDについて正しく理解することから始まります。

 

ADHDは脳の機能が正常に働かない病気で、
本人の意思とは関係なく引き起こされる症状です。

 

医学上の分類では発達障害及び精神疾患とされていますが、
決して心の病ではないのです。

 

よくあるパターンでは、育児を母親に任せっぱなしで関心の薄い父親の場合、
「ちゃんとしつけておかないからそんな行動をとるんだ!」
というような間違った認識を持っているために、
怒鳴り散らしたり、きつく言い含めたり、
また体罰などで子供の行動を治そうとしてしまいます。

 

これ等はADHDを正しく理解していないために取られている行動で、
ADHDの子供にとって症状が重くなってしまう原因にもなっているのです。

 

ADHDは知能障害ではないので、本人も異常を認識できるのですが、
機能障害なので本人の意思と関係なく問題になる行動をとってしまうのです。

 

ADHDの子供に対する正しい接し方とは?

 

まずは怒鳴ったり無理やりすることを押し付けたりしないことが肝心です。
だからと言ってただ放置しておくこともいけません。

 

まず子供が置かれている状況を正確に把握し、
助けてあげることが正しい接し方となります。

 

ADHDの子供がどのような感覚で過ごしているかというと、
いろんなことが一般の人に比べて敏感に感じてしまう状態が続いているのが特徴です。

 

敏感に感じる内容はその時々で違っており、
同時に複数ではなく、別々に敏感に反応しています。

 

具体的に見てみると皮膚の感覚(触覚)が過剰反応してしまうために
ちょっとした刺激で痛く感じたりびっくりしたりしてしまいます。

 

また聴覚も過剰に反応するため、普通の人には気にならない音も
敏感に反応するため、常に落ち着かなくイライラしてしまうのです。

 

ただ、興味のあるものにも過剰に反応するので、
その場合は触覚も聴覚も置き去りになり、
まるで何も聞こえていないように夢中になってしまいます。

 

ADHDの子供はこのような状態で普通の呼び方をしても反応はできません。
名前をしっかり呼び掛けてあげる、紙に書いたものでわかりやすく見せてあげる、
いっぺんに物事を伝えるのではなく1つ1つゆっくりと順番に伝えるというような工夫が必要です。

 

周りに迷惑をかける行為をしているときでも、
怒鳴りつけたり、乱暴に手を引っ張ったりしても効果はありません。

 

まず子供の正面に立ち、目線を合わせてゆっくりと名前を呼んであげたり、
他に興味を持てるものを見せてあげたりして、興味をこちらに向けさせることが効果的です。

 

注意をするときでも、まずこちらに集中させるようにしてから
ゆっくりと話をすることが肝心なのです。

 

あくまでも本人は意図的にその行動をとっているわけではないので、
しかりつける行為は逆効果だと理解することが、
ADHDの子供への正しい対応であり、接し方なのです。